6月21日（木）の夕方、第1回やましな介護セミナーが行われました。地域のケアマネージャー、看護師、保健師、相談員等の方々約40名が参加されました。当ステーションは過去5回、地域で介護に携わる方を主に対象として介護セミナーを行ってきましたが、今回はステーション名を変更して初めての開催となりました。

今回のテーマは「意外と知らない公的年金制度」ということで、老齢年金、障害年金、遺族年金の3つの大きな年金制度をわかりやすく解説するということを目的として行われました。講師は、おなじみの社会保険労務士でファイナンシャルプランナーの辻章嗣氏。５０ページに及ぶスライドに、さまざまな図や表を駆使して複雑なそれぞれの年金制度を、説明しました。介護に携わる方々の年金制度に対する関心は高く、「年金は難しいが少しでも知識を身につけたい」という方をはじめ、「自分は高齢者の支援をしていくうえで必要な基礎知識だから参加した」という方や「自分自身が年金受給の年齢に近づいたので」という方もおられ、約1時間半の講演の間熱心にメモを取っていました。

やましな訪問看護リハビリステーションでは、今後、社会保険シリーズとして、「障害年金」、「保険とお金」、「成年後見」というテーマでセミナーを開催していく予定ですが、今回参加された方々へのアンケートを参考に、より皆様のニーズに添うように運営していきたいと思っております。なお、次回は10月18日（木）に「障害年金申請のポイント」をテーマに、事例紹介を含めて障害年金の申請に関するポイントをわかりやすく解説していく予定です。時期が来ましたら改めてご案内します。

講師の辻章嗣氏